MANAGEMENT HINT
今回も利益に関する原理です。
今日原理は、マネジメントの基本的な行動原理ともいうべきものです。
企業行動は、利益の最大化ではなく、損失の回避である
<マネジメントの原理18>
利益に関する原理が続いています<原理13~16>。
今日も利益に関するものです。
利益は付加価値の一項目である<原理17>
経営を行っていると利益にばかり目が行きがちですが、経営力を示す指標として重要な
ものが付加価値です。
付加価値とは、どんなものでしょうか?
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前回、前々回とお伝えしてきた原理は「利益には3つの役割」に関するものです。
1.利益は、未来のリスクと不確実性をカバーする
<マネジメントの原理14>
2.利益は、事業の拡大とイノベーションに必要な資金調達の基盤となる
<マネジメントの原理15>
3.利益は、事業活動の有効性と健全性を測定する
<マネジメントの原理16>
今日は最後の原理16について説明しましょう。
<マネジメントの原理14>
利益は、未来のリスクと不確実性をカバーする
前回、挙げた原理です。
ドラッカー教授は「利益には3つの役割がある」と述べました。
その一つが上記です。残り2つの原理です。
前回、利益は未来におけるコストであること、未来のリスクや不確実性に備える燃料庫だと
いうことを指摘しました。
これも重要なマネジメントの原理で次のように表現されます。