MANAGEMENT HINT
しばらくの間、人のマネジメントについて全体を見渡して触れていない原理を探索して
いますが、今回は前回指摘したリーダーが用いるべき組織を方向づけるためのツールを
深堀していきたいと思います。
これらの道具は、事業のマネジメントの領域に属し、人のマネジメントの基礎をなします。
前回挙げた組織や事業を方向づけるツールをさらに詳しく、かつ問いを補って示したいと
思います。
ここでは2つのマネジメントの原理をおきたいと思います。
人のマネジメントについて全体を見渡して触れていない原理を探索しています。
今日は、マネジャーと似た概念であるリーダーについて述べていきます。
リーダーは、模範として組織を象徴する存在である
<マネジメントの原理116>
しかし一方でリーダーは多くの組織で求められています。
リーダーに向く資質はあるのかもしれませんが、そのような存在を期待しては
いけません。
待っていては組織社会が機能しなくなるからです。
ドラッカー教授は、リーダーシップは、特別なことではなく仕事であるといいます。
それは、誰でも発揮できるものであるということです。
多くの人ができることでなければ社会が不全に陥るからです。
今日からチームに関する原理など人に関するものを取り上げます。
まずはチームの目的からです。
チームの目的は、メンバーの強みを最大限に発揮させ、弱みを意味の
ないものにすることである
<マネジメントの原理113>
この原理の根底にある原理を紹介します。
マネジメントの正統性は、そこに属する一人ひとりの強みを組織の目的実現のために
生かすことである。
<マネジメントの原理114>
しばらく目標に関する原理のまとめが続いています。
今回も組織や部門で目標を設定する際の原則について書いてみたいと思います。
下記の<マネジャーの仕事>の1.「目標を設定する」に関わる仕事であり、
「目標設定」の局面に関しての原理です。
<マネジャーの仕事 再掲>
1.目標を設定する
2.組織する
3.動機づけとコミュニケーションを図る
4.評価測定する
5.人材を開発する
<目標に関する主な局面 再掲>
1.目標設定
2.目標進捗に関する測定
3.目標の評価
4.フィードバック
しばらく目標に関する原理のまとめが続いています。
今回は、組織や部門で目標を設定する際の原則について書いてみたいと思います。
下記の<マネジャーの仕事>の1.「目標を設定する」に関わる仕事であり、「目標設定」
の局面についてです。
<マネジャーの仕事 再掲>
1.目標を設定する
2.組織する
3.動機づけとコミュニケーションを図る
4.評価測定する
5.人材を開発する