MANAGEMENT HINT
今回も人のマネジメントですが人間の資質に関する決定的な原理を紹介します。
前回、「優れた組織の文化」というコンセプトを紹介しました。
<マネジメントの原理117>
リーダーシップの源泉は優れた組織の文化である
さらに、このような組織の文化を形成するために、リーダーたちが行うことを示しました。
<マネジメントの原理118>
リーダーは、行動に伴う責任、高い成果の基準、人と仕事に対する敬意などを日常的に示す。
今日は前回説明した人のマネジメントの基礎をなす組織や事業を方向づけるツールの
補足説明を行いました。
本線に戻って人のマネジメントに関してまだ触れていないところをフォローします。
今日のテーマは600号でも取り上げたリーダーシップです。続きを見る…
今日は前回説明した人のマネジメントの基礎をなす組織や事業を方向づけるツールの
補足説明を行いたいと思います。
今日は新しいマネジメントの原理はありません。
前回も指摘した原理を再掲際します。
<マネジメントの原理50>
組織には方向づけが必要である
<マネジメントの原理51>
組織を方向づけるには、ミッションや成果の明示などあらゆる方法で対応する
しばらくの間、人のマネジメントについて全体を見渡して触れていない原理を探索して
いますが、今回は前回指摘したリーダーが用いるべき組織を方向づけるためのツールを
深堀していきたいと思います。
これらの道具は、事業のマネジメントの領域に属し、人のマネジメントの基礎をなします。
前回挙げた組織や事業を方向づけるツールをさらに詳しく、かつ問いを補って示したいと
思います。
ここでは2つのマネジメントの原理をおきたいと思います。
人のマネジメントについて全体を見渡して触れていない原理を探索しています。
今日は、マネジャーと似た概念であるリーダーについて述べていきます。
リーダーは、模範として組織を象徴する存在である
<マネジメントの原理116>
しかし一方でリーダーは多くの組織で求められています。
リーダーに向く資質はあるのかもしれませんが、そのような存在を期待しては
いけません。
待っていては組織社会が機能しなくなるからです。
ドラッカー教授は、リーダーシップは、特別なことではなく仕事であるといいます。
それは、誰でも発揮できるものであるということです。
多くの人ができることでなければ社会が不全に陥るからです。