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成果のない活動を廃棄すること【経営のヒント 740】2023.09.15

公的機関にも種類があり、種類が違えば構造も違ってくる。だが、あらゆる公的機関が6つの規律を自らに課す必要がある。
『経営の真髄』<上>p.233

(1) 「われわれの事業は何か、何であるべきか」を定義する。
(2) 事業に定義に従い、明確な目標を設定する。
(3) 活動の優先順位を検討し、最低限必要な成果を規定し、期限を設定し、担当者を決め、成果をあげるべく仕事をする。ここにおいて成果とは外の世界に起こる変化である。
(4) 目標を実現するための成果の尺度を定める。
(5) その尺度を用いて担当者ごとに自らの成果について自己目標管理を行う。
(6) 目標と成果を照合し、非生産的な活動を廃棄するシステムを作り上げる。

これから記す6つの規律は公的機関に必要なものとドラッカー教授は言いますが、通常の企業にも必要なマネジメントの要諦だと感じた方は多いのではないでしょうか。続きを見る…

マネジメントの重要性は増すばかり【経営のヒント 739】2023.09.05

今日、公的機関がマネジメント志向になってきた。
『経営の真髄』<上>p.232

公的機関と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。続きを見る…

優秀な人材をどこに配置するか【経営のヒント 738】2023.08.25

成果は、組織のなかの有能な人材を具体的な仕事に割り当てることによって決まる。
『経営の真髄』<上>p.225

最高の戦略計画を作っても、仕事に具体化されなければ、画餅にすぎません。第一歩は、人に仕事として割り当てることです。続きを見る…

長期計画と短期計画は一つのもの【経営のヒント 737】2023.08.07

計画とは、未来を考えて今日意思決定を行うことである。
『経営の真髄』<上>p.224

長期計画と短期計画は一つのものです。短期の計画であっても明日の計画であってはならない。ゴールにいつまでたっても到達できないからです。続きを見る…

未来は今日つくる【経営のヒント 736】2023.07.25

戦略計画とは何か(中略)。それはリスクをともなう企業家的な意思決定を体系的に行い、その実行に必要な活動を体系的に組織し、それらの活動の成果を体系的にフィードバックするという連続したプロセスである。
『経営の真髄』<上>p.221

つまり戦略計画とは次の3つを実現するものです。続きを見る…

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