HINT
補佐の役には、直接貢献できる仕事がない。自分だけでは責任ある存在とはなりえない。
『経営の真髄』<下>p.11
仕事を狭く設計しないことにつて前回触れましたが、マネジメントの仕事として、さらに悪いこととして補佐の仕事があります。続きを見る…
マネジメントの仕事は、その職にあるかぎり学び成長できるものにしなければならない。
『経営の真髄』<下>p.9
そのためには、仕事を狭く設計しないことです。ここで大切なことは、「仕事の設計」という意識です。誰が仕事を行うかに関わらず、ある事業を遂行する、または組織を運営するには必要な仕事があると考えることです。続きを見る…
マネジメントが成果をあげるには、組織の目的の達成に必要な課題を中心にして仕事を組み立てなければならない。
『経営の真髄』<下>p.8
理想の姿はあるが現実は問題だらけ…。問題とは現実と理想とのギャップのことです。課題とは、このギャップを解消するためになすべきこと。
現実は問題なのか課題なのか、ゴチャゴチャになっていることが多いと感じています。課題化されないかぎり問題は解決されることはありません。続きを見る…
オーナー経営者がワンマンで経営する企業からマネジメントを擁する企業への変身は、液体から固体への物質の変化に匹敵する変化である。
『経営の真髄』<下>p.7
ワンマン経営はあってもワンマン・マネジメントは存在しません。つまりマネジメント不在です。ワンマンという「人」に依存していたのでは、組織の存続はいつか危機的タイミングを迎えます。このことについては、特段の説明を要しないと思われます。続きを見る…
成果をあげるには、狭い領域への集中と明確な焦点が必要である。多目的であったのでは、組織は成果をあげられない。
『経営の真髄』<上>p.381
この150年間、世界は多元化の度合いを高めてきました。その理由は、自立し専門化された組織だけが成果をあげ生き残ってきたからです。つまり組織社会とは多元社会だということです。続きを見る…