HINT
知識労働者を生産的な存在とするには資本財として扱わなければならない。
『経営の真髄』<上>p.340
これまでの投稿で「知識労働の生産性を向上させる方法を6つ挙げました。
①なされるべきことは何かを考えることである
②自らの仕事に責任を負わせることである
③継続してイノベーションに取り組ませることである
④継続して学ばせ、継続して人に教えさせることである
⑤知識労働の生産性は量よりも質の問題であることを理解させることである
⑥知識労働者は、組織にとってコストではなく資本財であることを自覚させることである
今回は⑥について考えてみたいと思います。この点についてドラッカー教授は、「経済学も現実のマネジメントも、肉体労働者をコストとして扱う。しかるに、知識労働者を生産的な存在とするには資本財として扱わなければならない」といいます。続きを見る…
仕事の定義が、知識労働の質の定義を大きく変える。
『経営の真髄』<上>p.339
これまでの投稿で「知識労働の生産性を向上させる方法を6つ挙げました。
①なされるべきことは何かを考えることである
②自らの仕事に責任を負わせることである
③継続してイノベーションに取り組ませることである
④継続して学ばせ、継続して人に教えさせることである
⑤知識労働の生産性は量よりも質の問題であることを理解させることである
⑥知識労働者は、組織にとってコストではなく資本財であることを自覚させることである
今回は⑤の知識労働の質について考えてみたいと思います。この点についてドラッカー教授は、「知識労働の多くは測定されず、主観的な評価にとどまっている」とし、「未経験の新しい課題である」といいます。続きを見る…
知識労働において重要なことは、仕事の目的である。
『経営の真髄』<上>p.336
前々回、「知識労働の生産性を向上させる方法を6つ挙げました。
①なされるべきことは何かを考えることである
②自らの仕事に責任を負わせることである
③継続してイノベーションに取り組ませることである
④継続して学ばせ、継続して人に教えさせることである
⑤知識労働の生産性は量よりも質の問題であることを理解させることである
⑥知識労働者は、組織にとってコストではなく資本財であることを自覚させることである
①なされるべきことは何かを考えることであるは、仕事の目的を考えることと同じです。続きを見る…
知識労働の生産性は、仕事の質を中心に据えなければならない。しかも最低を基準としてはならない。
『経営の真髄』<上>p.335
前回「⑤知識労働の生産性は量よりも質の問題であることを理解させることである」ことを示しました。
ドラッカー教授は、知識労働をナレッジワーク、これに対するコンセプトをマニュアルワーク(肉体労働)と呼び、区別しました。従来の単なるワークを区別する必要が生じたということです。続きを見る…
「知識労働の生産性を向上させる方法は、大きなものだけで6つある。
『経営の真髄』<上>p.334
①なされるべきことは何かを考えることである
②自らの仕事に責任を負わせることである
③継続してイノベーションに取り組ませることである
④継続して学ばせ、継続して人に教えさせることである
⑤知識労働の生産性は量よりも質の問題であることを理解させることである
⑥知識労働者は、組織にとってコストではなく資本財であることを自覚させることである続きを見る…