HINT
「最大化という目標は決して達成されることがない。それどころか、達成に近づくほど一層の努力が求められる」
『経営の真髄』<上>p.304
第16章は「公的機関における企業家精神」です。
公的機関とは、政府、労働組合、教会、大学、学校、病院、NPO、慈善団体、職業別団体、業界団体などを指しています。イノベーションとは縁遠い、ように思えるかもしれませんが、企業以上に必要であるとドラッカーはいいます。続きを見る…
「あらゆる政策、プログラム、活動について、『ミッションは何か』『いまも妥当なミッションか』『いまも価値あることか』『いま行っていなかったとして、いま始めるべきものか』を考えなければならない。」
『経営の真髄』<上>p.298
この章は「政府機関の再生」というタイトルです。政府機関の特性として継続性と説明責任が求められます。一度、始めたものはなかなかブレーキをかけられないのです。続きを見る…
「これまで、学校は学ぶ場であり、職場は仕事をする場だった。これからはこの境界が重なりあう」
『経営の真髄』<上>p.274
職場は最後の教育の場だといわれるようになって久しい。筆者も約20年前に社会人で大学院を修了しました。修士論文は、IT企業間の連携と企業価値をテーマにしました。まさに境界が重なっていました。続きを見る…
「成果をあげる能力とは、(中略)すでに上手に行なえることを、はるかに上手に行えるようになる能力である。それは強みにもとづくものである」
『経営の真髄』<上>p.270
長所伸展と教師もいう。しかし実際にそのようなことが学校教育で実現することは稀です。続きを見る…
「知識社会においては、学習の方法を身につけておかなければならない」
『経営の真髄』<上>p.269
いままで学校で教えていたものは、かけ算や歴史など「内容に関わる知識」でした。しかし知識社会に生きるわれわれが身につけなければならないのは、「方法に関わる知識」だといいます。続きを見る…