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人を成長させるためのマネジメントとは【経営のヒント 660】2021.05.17

部下を正しい方向に導き、より大きく、より豊かな人間にすることは、直接的に、自らがより豊かな人間となるか、より貧しい人間となるか、成長するか、退化するかを決めることになる。
『経営の真髄』<上>p.30

組織の目的の一つに人を成長させることがあります。つまり、組織に属する一人ひとりは、組織という道具を使って自己成長を遂げなければなりません。

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多面的な能力が求められるマネジャーの5つの仕事【経営のヒント 659】2021.05.06

組織するには、分析能力を必要とする。希少な資源を経済的に使用しなければならない。と同時に、人を扱うがゆえに、正義の原則のもとにあって、終始真摯たることが要求される。
『経営の真髄』<上>p.29

前回、マネジメント(マネジャー)に5つの共通について述べました。

(1)目標を設定すること
(2)組織すること
(3)チームをつくること
(4)評価をすること
(5)人材を育成すること

ドラッカー教授は、これらの仕事について3つの視点で要諦を説明しました。

「分析能力」と「統合の能力」という2つの能力と「正義の原則」という基本の下、真摯たる姿勢が必要であるとしました。
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マネジャーの仕事は人を管理することではない(マネジャーの5つの仕事)【経営のヒント 658】2021.04.26

マネジメントに共通する仕事は5つある。
『経営の真髄』<上>p.27

ここでマネジメントと訳された原文はmanagerです。したがってトップマネジャーたる経営者はもちろん、広く「組織の成果に責任をもつ者」という意味でのマネジャーの仕事ということです。もちろん成果とは、外の世界における変化、つまり顧客に起こるプラスの変化のことです。

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組織の目的と手段【経営のヒント 657】2021.04.15

組織がなければマネジメントはない。マネジメントがなければ、人の群れがあるだけであって組織はない。その組織が社会のための機関である。それは、社会、経済、人間が必要とするものに貢献するために存在する。
『経営の真髄』<上>p.24

ドラッカー教授は、マネジメントの定義は「何に貢献するかによって」決まるといいます。組織は社会の機関(道具)であるからには、社会における存在意義がなければなりません。

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マネジメント・チームのつくり方を学ぶ【経営のヒント 656】2021.04.05

組織が生存を続けるには、ある段階において、構造、原理、姿勢、仕事を変えなければならない。組織はマネジメントを必要とするようになる。

『経営の真髄』<上>p.22

マネジメントとは、経営者のことではありません。役員会のことでもありません。もちろんオーナー権を持つ者という意味でもありません。機関です。機能を持った人の集まり、つまりチームです。

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